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管理人はこんなところで花器を買っています(草月流花器etc)

管理人は、こんなところで花器を買っています(草月流花器など)

管理人が実際に花器を買っている調達先を挙げてみました。
一部に、「買わないかもしれないけど、見るのは好き」な場所も一緒に挙げています。

蘭(草月流公式ショップ)

「蘭」は、草月流公式の、花器・花道具のショップです。草月会館の4階に実店舗があり、オンラインショップもあります。また、草月流主催の花展には、蘭の売店が出ることが多いです。
私は、特に蘭が好きなわけではないのですが、子供のころから草月流を習っているので、気がついたら蘭で買った花器が多くなっていました。

蘭で花器を買うメリットは、いけばな用花器に特化したショップであるため、いけばな人のニーズによく応えてくれる花器がそろっていることです。そして、草月流いけばなを習ったり、教えたりするときに必要&便利な花器(たとえば、基本の学習に適した花器や、プラスチック水盤など)で、身近で気軽に買えるとは限らないものが、常時品切れせずに買えるところも良いと思います。

蘭で買える花器のほとんどは、「ここでしか変えない。ほかでは売っていない」というようなものは少ないです。他所の華道具屋、花器屋で、よく似たようなものを大体は買えます。しかし、そのような他ショップを探し回る手間も時間もかけたくない方や、流公式の安心感のあるショップで買いたい方は、蘭を利用すれば良いと思います。
蘭の値段設定は、花器・華道具の値段としては「普通」です。セール品なら、一般的な値段よりも安いと思うものもあります。

下の画像は、私が蘭で買った花器の一部です。

草月流花器 草月流花器 草月流花器

 

器の産地、各地の窯元・工房

焼物やガラスの産地に花器を買いに行きます。
備前、倉敷、小樽、瀬戸、美濃、清水、越前、益子、笠間、久谷、有田、唐津、など、あちこちに行っていますが、高価なものを買うわけではなく、しかも花を生ける実用品を買うので、「コレクション」と呼べるような立派なものにはなっていません。

私の花器の買い方は、どこの産地に行っても同じです。ショップ、窯元、工房に、まる1日ローラー作戦をかけ、自分の基準で選んで、5点を上限にして買います

下の画像は、私が器の産地で買った花器の一部です。

花器 花器 花器

 

雑貨店・インテリアショップ・デパートの雑貨コーナー

雑貨店の器では、「安いのに値段ほど安っぽくは見えないもの」を重点的に探します。いいなと思っても、基本的には買わずに帰り、データだけインプットしておいて、必要が生じたときに活用することが多いです。
キッチン雑貨店やデパートの中のキッチンコーナーでは、食器を花器利用する目線で品定めしたりします。

私が行く雑貨屋は、通りすがりが多いので、特に気に入っている店は無いに近いのですが、目に入ったら必ず寄りたくなるのは、フランフラン、アフタヌーンティーなどです。
雑貨店とはちがうかもしれませんが、ロフト、東急ハンズでも、よく器を見ます。
また、これも雑貨店とは少し違いそうですが、民芸品店を見るのも好きで、安い食器など買い、いつか食器利用に飽きたら花器にしようと思っているものがいくつかあります。

インテリアショップでは、やはり安価なものが多いニトリ、イケア、アクタスなどをよく見ます。

下の画像は、私が雑貨店で買った器たちの一部です。

酒器を花器に 花瓶 食器を花器に

 

器屋(瀬戸物屋・ガラス屋)

陶器・ガラス・金属器のお店には、専門店から、町の小さな個人商店まで、色々な店があります。私はそれらの店で、安いものも買いましたし、作家ものの花器も買いました。

特に好きな店がいくつかあり、定期的に巡回したり、情報を送ってもらったりしています。

よく、花器を買いたいと思っている人に、「良いお店が無くて」と言われることがあるのですが、私は、特に器屋を開拓しようと思ったことが無く、大体通りすがりに入ったような店を活用しているので、誰でもその気になれば、好きな店には巡り合えるはずだと思っています。

下の画像は、私がいろいろな器屋で買った花器の一部です。

酒器を花器に 花瓶 食器を花器に

 

100均

100均は、たまに利用します。ミニ花瓶や、水栽培容器らしいガラス器や、花器利用できそうな食器などを買います。
多くの場合、
「実験目的」
「使い捨て目的」
「器というより、落とし」
に活用したい器を買います。

下の画像は、私が100均で買った器の一部です。

枡 フラワーベース 食器を花器に

 

お教室経由

いけばなや、フラワーアレンジメントのお教室で、先生経由で花器を注文できるのは結構ポピュラーなことで、私も何度か自分の先生に花器を取ってもらっています。

普通は、その教室の母体スクール(草月流いけばな教室なら、草月流本部が母体)で販売する花器を、各教室の先生が取りまとめて注文する、という販売方式なのですが、私の通っていたいけばな教室では、先生が独自に鉄屋さんに鉄花器を発注し、生徒たちも一緒に注文できるようなシステムを持っていました。

下の画像は、私がお教室経由で買った器の一部です。

鉄花器 草月流花器

 

草月流アトリエ

鉄の花器を作ってもらったり、カタログに出ている既製品の鉄花器を買ったりします。

鉄花器の発注方法を解説した記事は、すでにブログにアップしています。これから注文したい人はご活用ください→草月流の鉄花器を買う方法

ギャラリー

作家ものを扱うようなギャラリーで、陶器・ガラスの花器を売っているようなところにも、たまには行きます。そういうところは値段が高いので、ほとんど見るだけで、買うことは稀です。

みやげ物屋・ミュージアムショップ

土産物屋とミュージアムショップを一緒くたにするのもどうかと思いますが、私にとっては、どちらも旅行先で行くことが多いので、同カテゴリにしてしまいました。

焼物や、ガラス工芸の産地のおみやげ物屋や、焼物の美術館・博物館・ガラスの美術館などのミュージアムショップには、必ず器が売っています。
手の平に乗るようなミニ花器から、何万もするような花器まで、色々なものがあり、多くは見るだけでも楽しいものです。

私は、このような場所では見るのが専門で、買ったものは少ないです。なぜなら、ごく一般的な器と、装飾性が強い器が多いからです。いけばな人の想像力に訴えかけてくるようなものは、それほどはありません。
しかし、基本的にきれいなものが並んでいるので、見るのは非常に好きです。

下の画像は、私が土産物屋やミュージアムショップで買った器の一部です。

リキュールグラス 倉敷ガラス 志野

 

花屋

花屋の中で、花器も売っているところがあります。
私は基本的には、花器を買おうと思って花屋に入ることはないので、探していた花器にちょうど出会ったとか、他所ではありえないほど安い金額で売っていた、というような理由が無ければ買うことはありません。

オークション

私は、ネットオークションには大いに興味を持っていて、ヤフオク!などで花器を検索で探して見るのは大好きです。花器屋のサイトよりも、面白いものが大量に見られます。
しかし、実際に買うのはなんだか面倒くさい気もして、現在のところは見るだけにとどまっています。が、何度か入札寸前まで行ったことがあります。

自分のいけばな仲間には、オークションを多用している人が何人かいて、買ったものに「うらやましい」と感じることが多いので、いつかは自分も買うだろうと思っています。


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