押し花教室では何が学べる?
押し花作りは、多くの人が一度は経験したことがあるものです。押し花は身近であるうえに、作業自体は誰にでもできる単純なものです。
しかしながら、専門の資格もあり、プロの作ったものは、「アート」の域に達します。押し花教室では、「押し方」から「デザイン」まで学ぶことができます。
押し花教室の魅力・特徴
以下に、押し花教室の魅力・特徴を挙げてみます。
誰でも気軽にトライできる
上にも書いたように、押し花はほとんどの人が作ったことがあり、どういうものなのかを知らない人はまずいません。そのため、「難しくて手が出せない」という意識を持たれることが少ない習い事です。また、その親しみやすさから、教室には幅広い年齢層が集まります。
資格取得が早くできる
押し花は、いけばなやフラワーアレンジメントと比べると、圧倒的な短期間で資格が取れます。
荷物が少ない(手ぶらで通える教室もある)
押し花は、使う道具が小さいので、花の習い事の中では荷物が小さい方です。花材も、押してしまえば平らになるので、小さくして運べます。(大きい額など作れば大荷物になってしまいますが、そんな大きさのものを作るのは、だいぶ経験を積んでからです)
教室によっては、道具がすべて備え付けだったり、花材の準備・押している間の保管もすべておまかせにできたりで、手ぶらで通える体制になっているところもあります。
押し花教室で教えてもらえること
押し花教室で教えてもらえることは、
花材の扱い方、押し方、デザイン、仕立ての方法
などです。
押し花の押し方は、何種類かの方法があり、それぞれに特徴があります。
押し花の道具
押し花は、花を押す作業と、押した花で何かを仕立てる作業と、二段階の工程があります。
花を押す作業のために必要な道具は、
鋏、カッター、ティッシュペーパー、押すための道具(やり方によって必要なものが異なります。地道に電話帳や辞書などに挟む・乾燥シートに挟む・アイロンで押す・電子レンジにかける・専用のプレス機で押すetc)
などです。
上記の中で、生徒が各自持参する可能性があるものは、鋏・カッター・新聞紙くらいです。教室によっては、すべての道具をそろえてくれていて、手ぶらで通えるところもあります。
仕立てに必要な道具は、
鋏、カッター、カッターマット、ピンセット、接着剤、押し花シール、既製品の押し花
などです。
これも、持参する可能性があるのは、鋏・カッターくらいです。
(既製品の押し花は、使わない教室もあります)
押し花教室では、何が作れる?
押し花教室では、当然押し花を作るのですが、花を押すところまでしか教えてくれない教室はほとんどありません。押した花で何かを仕立てるところまでを教えてくれるのが普通です。
押し花を使って作れるものは、
スマホケース、額、アクセサリー(ブローチ、ペンダント、イヤリングetc)、しおり、はがき、コースター、カード、うちわ、樹脂製小物(箸置き、手鏡、ボールペン、マグネット)、キャンドル
などがありますが、工夫次第でもっといろいろなものが作れます。
押し花の資格
押し花の資格は、それほど多くはありません。有名なところでは、
フラワープレッサー、押し花インストラクター
などがあります。
資格を取るために習おうと思っている場合は、自分が入ろうとしている教室が資格取得可能な教室であるかどうか、必ず確認しましょう。特に資格は出していない教室もあります。