JHSインストラクター
JHSインストラクターは、ハーブの資格です。
JHSインストラクター(ジャパンハーブソサエティー)とは
ジャパンハーブソサエティー(jhs)が認定する資格です。2001年より実施された、比較的新しい資格になります。
インストラクターには、下記の五つの段階があります。
【1】インストラクター初級
ハーブを趣味とする一般の人に、ハーブの基礎的指導を行うことのできるインストラクター。(jhsの会員である必要があります)
【2】インストラクター中級
jhs認定のハーブ指導者養成校の初級課程を教えることのできるインストラクター。一般の人に対する、ハーブ知識・楽しみ方の指導も可。(jhsの会員である必要があります)
【3】インストラクター上級
jhs認定のハーブ指導者養成校のすべての課程(初級・中級・上級)を教えることのできるインストラクター。一般の人に対する、ハーブ知識・楽しみ方の指導も可。(jhsの会員である必要があります)
【4】スペシャリスト
ハーブに関する特定の分野(育苗・栽培、料理・ティー、アートワーク・染色)について高度の知識および技能を有しているとjhsが認定する資格です。jhs認定のハーブ指導者養成校での、専門分野指導可。(jhsの会員である必要があります)
【5】マスター
ハーブの特定の分野において、大学で教えるレベルに達している知識、技術のある者に、jhs理事会の推薦により贈呈する称号。
※注意事項…各資格の、義務付けられている事柄(会費納入や、セミナー参加)を守らなかった場合には、資格を喪失しますので、ご注意ください
JHSインストラクター 検定の概要
各資格の検定の概要は、下記のとおりです。
インストラクター初級 検定
インストラクター初級を取得するには、一次審査・二次審査を合格する必要があります。
- 受験資格……jhs認定のハーブ指導者養成校で、初級・中級・上級の課程を修了した者。もしくはjhsハーブ検定講座を終了し、検定試験に合格した者
- 一次審査……jhs認定ハーブ指導者養成校の修了者と、ハーブ検定合格者では、受験申請方法が異なります。毎年4月に、養成校課程修了者は、指導者養成校から申請を行い、合否も指導者養成校に、5月中に伝えられます。検定合格者は、個人で申請しますが、全員合格者扱いとなります
- 二次審査…一次審査合格者あてに、7月はじめ頃に問題が送付されます。受験者は、期日までに(約一ヶ月ほどの日数がある)問題の解答を提出しなければなりません。合否は2ヶ月以内に、養成校課程修了者は、指導者養成校へ、ハーブ検定合格者は個人宛に伝えられます
インストラクター中級 検定
- 受験資格……jhs認定のハーブ指導者養成校で、初級・中級・上級の課程を修了した者
- 一次審査……毎年4月に、ハーブ指導者養成校から申請を行います。合否の通知は、5月中に申請校に通知されます
- 二次審査…一次審査合格者あてに、7月はじめ頃に問題が送付されます。受験者は期日までに(約一ヶ月ほどの日数がある)解答を提出しなければなりません。合否は、二ヶ月以内に、受験者および指導養成校に伝えられます
インストラクター上級 検定
- 受験資格……jhs認定のハーブ指導者養成校で、初級・中級・上級の課程を修了した者
- 一次審査……毎年5月に、ハーブ指導者養成校から申請を行います。合否の通知は、6月中に申請校に通知されます
- 二次審査…一次試験合格者あてに、8月はじめ頃に問題が送付されます。受験者は、記載されている期日までに解答を提出し、さらに、指定された日にjhs理事会でプレゼンテーションを行わなければなりません。
合否は、プレゼンテーション修了後、10日以内に受験者、および指導養成校に伝えられます
スペシャリスト 検定
- 受験資格……ハーブ関係の職業に就いた経験が年以上あり、1年以上jhs会員であった者
- 審査……毎年5月に、受験者個人が、直接申請書を提出します。合否は、7月末日までに、本人に伝えられます
マスター
jhs理事会の推薦を受けた者のみ、取得することができる資格。本人の申し出で取得できる資格ではありません。
実際は、「取得する」と言うよりは、「名誉として授けられる」ニュアンスが強いです
講座・スクール
★ jhsの公式サイトに、認定スクールの一覧あり