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フラワーアレンジメント教室に入ると何が必要?

花の教室に入ると、まず初めに、何が必要で、何から勉強をスタートしていく? 月謝はどうなる? などの情報です。

フラワーアレンジメント教室に入ると何が必要? 月謝は? どんな順序で勉強していく?

花の教室に入ると、まず初めに、何が必要で、何から勉強をスタートしていくのかということは、経験しないと意外に分からないものです。

この記事では、フラワーアレンジメント教室を例に、世の平均的な花の教室の大体の「スタート時の様子」を紹介してみようと思います。
(世の平均ですので、必ずどこの教室でもそうとは限らないことを、あらかじめご了承ください)

※いけばな教室編はこちら
※プリザーブドフラワー教室編はこちら

フラワーアレンジメント教室で、多分、購入が必要になるものは……

多分、購入が必要になると思われるものは、鋏です。
なぜか、フラワーアレンジメントの世界では、花鋏よりもクラフト鋏を使う傾向があるので、それを買うことになる可能性が高いです。

しかし、稽古場によっては、いけばな鋏を推奨するところもあるので、初めにどんな鋏がいいのか聞いてみましょう(稽古場で販売していることもあるかもしれません)。

下の画像は、ごく一般的なフラワー鋏です。

一般的なフラワーアレンジメントフラワーアレンジメント教室で使う鋏

フラワーアレンジメント教室で、購入が必要かどうか微妙なものは……

購入が必要かどうか微妙なものは、ワイヤー、フローラルテープ、テキストなどです。
これらの物品は、教室により、備え付けのものを使うところもあります。

ワイヤー、フローラルテープ

ワイヤーやフローラルテープのような消耗品は、自前の場合と、教室に備え付けのものを自由に使っていい場合とがあります。

自前で必要な場合は、必ず事前に「持ってきてください」と言われますので、言われてから買えばいいでしょう。

テキスト

テキストは、購入が必要な教室と、そうでない教室があります。これも、必要ならば、必ず事前に知らされますので、「購入してください」と言われてから買えば大丈夫です。

フラワーアレンジメント教室で最初に教わることは?

多くの教室では、オアシスの扱い方・挿しかた、花材のカットの仕方などからレッスンを始めます。

オアシスの扱い方

フラワーアレンジメントは、ブーケやオアシス無しのアレンジから入ることは少なく、ラウンドタイプのオアシスアレンジから始まることがほとんどです。

多分、一番初めのレッスンで、オアシスの扱い方を教わると思います。オアシスの扱いは、それほど難しいことではないので、ただ扱いの説明をよく聞いていれば大丈夫です。オアシスの吸水・カット・器に詰める方法などを教えてくれます。

花材のカットの仕方

フラワーアレンジメントの世界では、花材をかなり部品的に小さなパーツに切り分けてしまいます。最初のレッスンで、切り分けの合理的な方法を教えてもらえると思います。
ちなみに、この「かなり小さく切る」ことが心底好きになれない人は、フラワーアレンジの世界に馴染まないことが多いです。

様々なスタイルのアレンジメント

基本的な道具や花の扱い方を学びながら、様々なスタイルのアレンジメントを学んでいきます。

アレンジメントは、「丸型」「三角」「四角」「三日月」など、色々なスタイルのアレンジメントを勉強していきます。そのうちに、ブーケや、リース、まったくのフリースタイルなど、更に多様なスタイルに進んでいきます。

資格を取るための教室なら、決まったカリキュラムに沿って進んでいくと思いますが、非常に自由な教室だと、
「来週は何をやりたいですか?」
というように、生徒さんの希望のものを勉強していくケースもあります。

月謝や花代はどうなっている?

(月謝の教室が多いので、便宜上「月謝」と書いていますが、月いくらではなく、1レッスンいくらの教室も多数あります)

いけばなの世界は、圧倒的に「月謝と花代は別」が多いのですが、フラワーアレンジメントの教室は、「すべてコミコミ、トータルで定額の月謝」という料金になっているところも多いようです。要するに、「月謝=花代込みのレッスン料」の場合と、「月謝(=レッスン料)+花代」の場合があるということです。

教室によって、月謝の取り方も、金額も異なりますので、事前に必ず説明があります。「花代別」の場合だと、一回大体3000円くらいの花代がかかると考えてください(もっと高額な場合もあります)。花の代金だけでなく、オアシスや器の代金も含まれます。

持ち物

これも、各教室で異なるのですが、最低限、鋏は持って行く必要があります。
逆に言えば、鋏だけ持っていけば良いという、身軽に行ける教室も結構あるのです。そういう教室は、花と、器とオアシスと、ワイヤー、テープなどがそろっていて、受講者は鋏だけ持っていけば良いようになっています。(小道具など、すべて自分用のものを持って行く教室もあります。各教室で確認しましょう)

帰りには、花を持って帰るわけですが、
「出来上がったものを、そのまま袋に入れて持って帰る」教室
と、
「花をすべて抜き、器&オアシスと別々にして、家で挿し直しましょう、と言って持って帰らせる」教室
があります。業界的には、家で挿し直しさせる教室の方が、評価が高いことが多いです。


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