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華道教室に入ると何が必要? 花包みなどの道具はどこで買う?

華道教室に入ると、まず初めに、何が必要で、何から勉強をスタートしていく? 花包み(花合羽)などの道具はどこで買える? などの情報です。

華道教室に入ると何が必要? 花包みなどの道具はどこで買う?

花の教室に入ると、まず初めに、何が必要で、何から勉強をスタートしていくのかということは、経験しないと意外に分からないものです。
このページでは、世の平均的な華道教室の、大体の「スタート時の様子」を紹介してみようと思います。(世の平均ですので、必ずどこの教室でもそうとは限らないことを、あらかじめご了承ください)

※フラワーアレンジメント教室編はこちら→フラワーアレンジメント教室に入ると何が必要? 月謝は? どんな順序で勉強していく?
※プリザーブドフラワー教室編はこちら→プリザーブドフラワー教室に入ると、何が必要で、どのように勉強していくことになる?

華道教室で、多分、購入が必要になるものは……

多分、購入が必要になるものは、「花鋏、花合羽、花袋、テキスト、花器、剣山」です。

花鋏

多くのいけばな教室では、初回の一回くらいは花鋏を貸してくれますが、基本的には、
「自分の物を持ってきてください」
と言われます。
家に花鋏があれば、それを持って行けばいいです。

新しく買う場合の、鋏の入手方法としては、入った教室で売っている場合もありますし、ホームセンターなどでも買えますし、大きなスーパーやハンドクラフト店でも買えます。あちこちで売っているので、自分の買い易いところで買えば良いでしょう。

値段的には、本当の初心者さんは、1000円代のもので十分です。だんだん上手くなって、自分の本当に好きなこと、やりたいことが分かってから、その思いと技量に見合う鋏にグレードアップしていけば良いです。

下の画像は、ごく一般的な華道用はさみです。

花合羽・花袋

花合羽とは、花包みのことで、稽古終わりに花合羽に包んだ花を花袋に入れて持ち帰るのが一般的なスタイルです。
これは、新聞紙や、レジャーシートに包むことで代用することも可能ですが、初心者のうちは、とりあえず花合羽と花袋は持っていたほうが良いです。

花合羽・花袋ともに、お稽古場で買えることが多いので、お稽古場で聞いてみましょう。もしも、稽古場で買うことができなければ、大きな花屋さんや、デパートや、東急ハンズのようなハンドクラフトのお店を探してみましょう。(参考:花合羽 花袋

テキスト

多くの流派ではテキストを見ながらのレッスンをしています。テキストの値段などは、各流で異なりますが、無料のケースは少なく、大抵は有料です。

かなり自由に、「楽しんで花を生けよう」ということを主としている教室だと、特にテキストを使っていないところもあることはあります。しかし、免状取得を目的としている教室なら、テキスト不要なところはあまり無いはずです。

花器、剣山

いけばなの稽古場には、花器と剣山がそろっているので、お稽古にはそれを使いますが、花器や剣山が家に無いと、せっかく稽古場で生けたものを、家ではただ花瓶に挿すことになってしまいます。なので、最小限の花器は持っていた方が良いですし、また、習っていれば欲しくなっていくものです。

花器は、町の瀬戸物屋さんで売っているので、最初は安いものをいくつか買えばよいと思います。また、お稽古場で、基本の勉強にふさわしい花器を売っている場合もあるので、聞いてみましょう。(参考:管理人の所有している花器を紹介しています⇒花器

剣山は、大きな花屋さんで売っていることもありますし、デパートやハンドクラフト店でも売っています。花器同様、お稽古場で売っている場合も多いです。(参考:剣山

華道教室で最初に教わることは?

ほとんどの教室では、鋏、剣山の扱い方などを覚えながら、型のレッスンから入っていくことになります。

鋏などの道具の扱い方

ごく基本的な道具の扱い方を、一番最初は教わると思います。
しかし、いけばなの道具は、使用に大きな経験値が必要なものは少なく、初心者は初心者なりに使えるようなものばかりですので、ほとんどの教室では、花を生けながら徐々に道具に慣れていくという稽古になります。

「型」のレッスン

最初はどんな流派でも、何らかの「型」のとおりに生けることになると思います。型なんてつまらないと思うかもしれませんが、最初から「まったく自由に生けましょう」というレッスンは、むしろ難しいと感じる人が多いのです。

どの程度型をしっかりやるのかは、各稽古場の考え方により異なりますが、基本的に免状取得を目指す稽古場であれば、流の定める「型」のコースを勉強することになるでしょう。(まれに、免状を取るよりも、花で楽しむことをメインにした稽古場もあり、そういうところでは、比較的簡単にフリースタイルで生けさせるところもあります)

集団でレッスンするのか、ほぼマンツーマンになるのかは、そのお稽古場の生徒数により異なります。しかし、いけばなの場合は、先生が横に付きっ切りということはあまりなく、できた人から先生の批評を求めるような形式が一般的です。

華道教室のレッスン料と、花代の考え方

花代コミで〇〇円、という稽古場もありますが、主流は「花代・レッスン料別」です。花代は、一回大体1000円ほどかかると思ってください。

華道教室の持ち物

レッスンには、花鋏・花包み・花袋(場合によってはテキスト)を持って行くのが一般的です。

華道教室の持ち物

お花と花器・剣山は、稽古場で用意されています。

お花は、一人分ずつセットされていることがほとんどですが、恵まれたお稽古場だと、自分の好きな花をセレクトできるところもあります。
器は、自分で選べるところが多いと思いますが、稽古場によっては、「この器で生けましょう」と宛がわれることもあるかもしれません。そうやって、花と器を取り、その日の稽古をして、稽古終わりには花を抜いて、花合羽に包み、花袋に入れて帰るということになります。


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